こあらいふ

わたしの日常

一番面白くなかった映画

この前の記事で触れたんだけど、一番面白くなかった映画は『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

 

これは賛同してくれる人がたくさんいるはず

 

公開前の予告動画と主題歌がいい感じで、声優も豪華だし期待値上がってたからとかいう話じゃない

何も知らずに観てたとしても絶対「は?」ってなった

 

面白くないとかじゃなくて、意味不明

絵が綺麗な割にストーリーが全くないからずっと不思議な感じ

一言で言うと内容のない時をかける少女

 

どうしてこうなったのか原作を調べたら1993年にしていた『If もしも』というドラマだった

原作での設定は小学6年生、映画は中学生

なんで設定を変えたのかわからないけど、すべてが幼稚に見えた

 

友達同士の会話も一つ一つの行動も幼稚

設定を中学生にしたのならそれに合わせて言動も変えるべきだったんじゃないかな

 

あと所々でエロい要素を入れていて気持ち悪い

それが安っぽく感じた

 

なずながあまりつかみどころのないキャラクターだった

何を考えてるのか全くわからない

キャラクターたちの背景を何も知らないから感情移入もできない

ずっと何してるの?

 

最初のプールのシーンで典道と祐介となずなの三人でクロールの勝負をして、なずなはレースで勝った祐介を花火大会に誘う

でも後から典道が勝つと思ったけど祐介が勝ったから仕方なく祐介を花火大会に誘ったと言っている

好きでもないのにレースで勝ったからって誘うか?遊んでんのか?

仮に典道のことが好きだったとして、好きな人の目の前で他の人を誘わない

祐介のことが好きだったとしたらわざわざ典道に勘違いさせるような発言はしない

どっちのことも好きじゃなくてただ寂しかったから誰でも良かったように見えた

 

祐介はなずなとの約束をすっぽかして友人と花火大会に行くことにしたんだけど、典道はそんな祐介を殴った

なずなのことを好きなはずなのにどうして行かなかったのかな?中学生は恋愛より友情をとるのかな?まぁそれはいいとして、友人を殴るなよw

 

なずなと典道が逃げているときになずなの両親が追いかけてきて抵抗するシーンがあるんだけど、それが気持ち悪いのなんの

 

なずなが母親に腕を掴まれて抵抗するんだけど、ものすごく叫びながら駄々をこねるからビックリしちゃった

小学生ならまだしも中学生はそんな嫌がり方しないでしょって感じ

 

それを典道が庇うんだけど、なずなの母親の再婚相手にぶん殴られる

大人が子どもに暴力振るわないでしょ しかもグーで

こんな感じの世界観で二回も殴るシーンがあるなんて

 

ラストの解釈が~とかの問題じゃない

最初から違和感満載で最後に何かあるはずだと耐えたのに、何もないまま終わった

終盤に近づくにつれてだんだん怖くなってきたもんね

これを大勢の大人が集まって作ったと思うとゾッとしてきて、このまま終わらないでくれという気持ちと恐怖で映画どころじゃない

 

ラスト何で2人がいないのか?知らん

考える気にもならん

 

意図もないくせにラストの解釈は見る人に委ねます~みたいなのやめろ

そういうのは基本ができてる状態でやるんだよ

何もかもフワフワで、ラストもフワフワにしたらもう何もわからん

 

謎を散りばめるだけ散りばめて何も回収しないで終わった

 

映像は綺麗でね、もったいないくらい

そしたらなんと制作はあのシャフト!

化物語さよなら絶望先生荒川アンダーザブリッジを手掛けたシャフト!

主人公がずっと化物語戦場ヶ原ひたぎに似てると思ってたんだよー!!!

 

歌と映像は良いのにストーリーがこれでもかってくらいに足を引っ張ってる

こんな映画は初めて観た

 

中には面白かったという人もいたから、ぜひ一度観てみてください!

面白くない映画を勧める奴ww