こあらいふ

わたしの日常

叫びたくない

今週のお題「叫びたい!」


このお題で思い出すこと

話は小学5年生に遡る

 

私、体育委員だったんだけど(と言っても体育の前の準備運動をみんなの前でやるくらいしか仕事はない)


週に一回委員会での集まりがあって、でも体育委員ってそんなに話し合うこともなくて

 

そしたら委員会の先生が突然

「体育委員ということで、声出しの練習をしよう!」

とか言い出してなぜか体育館のステージから自分の名前を叫ぶことになった

 

1人ずつステージから名前を叫んで、ステージの向こう側にいる先生に認められた人から抜けていく仕組みだ

 

全員で12人いたけど次々とOKをもらって抜けていって、私ともう一人女の子だけが残った

 

私はその子に

 

「もうよくない?これ何の練習?笑」

 

とこそっと言ったけど無視された。どうでもいいけどこの子にはなぜかいつも敵視されてた

 

持久走のときもその子の親が

「前の子なんてぬかしちゃえー!」

って応援してた。その前の子っていうのは私。まぁ勝ったけど。人の家の子に対して"なんて"はダメだよ?でもさすが親子って感じです!

 

そしてこの子もOKをもらって抜けていった。良かったね私に勝てて。声の大きさで笑

 

とうとう私1人が残った

いつも先生にひいきされてる私にとってはありえない状況だった。友達と何かやらかしても私はあまり怒られなかったし、いつの間にか被害者になっていることすらあった

 

私は全力で叫んだ

 

周りの人は、頑張ってるんだしもういいんじゃないですかって言ってくれたけど

 

「いや、まだいける!もっと腹から声出して!」

 

いや、お前が私の限界決めるな笑


そもそも自分の名前を叫ぶっていうのが意味わからなすぎて、この状況を受け入れてる周りのみんなも意味わからなすぎて、声なんか出ないわ!


もうお手上げだよね

 

こうなったら時間が過ぎ去るのを待つしかない

 

最終的に私の思惑通り時間になって終わった

 

何だったの?何がしたかったの?目的はなに?声が大きくて何か得することでもあるの?

このもやもやは大人になった今でも忘れない

 

そもそも声質ってあるじゃん?私はあまり声が通らないタイプ

でもだからといって日常生活には何の支障もございませんし、きっとこれから先もないでしょう

相手に聞こえる声量で話せれば別に良いじゃん?


まぁ、やり出した教師は元気だけが取り柄です!みたいなタイプだったからわからないだろうけど


給食にししゃもが出た時に、尻尾から食べてる生徒に対して

「ししゃもは頭から食べるんだ」

と言っていた。あなたにそんなことを決める権限はないよ?あんたの考え押し付けんなきも


あなたがどう思っていようが勝手だけど、それを周りに強要するな


教師に対して、というか大人に対して尊敬の念を抱かなくなったのはこの頃からかもしれない


大声出せても何もいいことないですよ〜(小声)