こあらいふ

わたしの日常

図書委員のとき理不尽に3度呼び出された話

私が小学生の頃の話。

バーコード読み取るやつがしたくて図書委員になったんだけど、

最後に日誌を職員室に持って行かなきゃいけなくて、

私ともう一人Aちゃんがいて、

 

Aちゃんが日誌を持って行くって言ってくれたから任せてたんだよね。

で、何週間か経った頃二人で先生に呼び出された。

「日誌忘れすぎじゃない?どうなってるの?」

 

え?持って行ってなかったの?自分から引き受けたじゃーん

 

A「・・・」

 

私「持って行ってくれてると思ってました・・」

 

先「人任せにしないできちんと話し合ってください。どっちが持ってくるか今決めてください。」

 

人任せじゃなくて、持って行くって言われたから任せただけだわばーかって感じだけどまぁいいわ

 

私「じゃあ、私持って行こうか」

 

A「・・・」(日光に当てると動くおもちゃ並みに首をふらふらかしげる

 

首座ってないんか!

 

私「はい、私が持って行きます」

 

先「んーそれだと平等じゃありませんねー」

 

えーやだーめんどくさーい何この人ー

 

先「じゃあ交代でしましょう」

 

結局あんたが決めるんかい

 

なんやかんやで日誌は交代で持って行くことに決まった。

 

先生がいなくなったあと、Aちゃんが

 

「ごめんね、うっかりしちゃって忘れてた~これからはちゃんと持って行くから!いや~でも話長かったよね、なんかさ~・・・」

 

いや、めっちゃしゃべるやん!!

さっき言葉忘れたんか?ってくらい黙ってたじゃん

 

 

 

数週間後、また呼び出された

 

一言で表すなら、嘘だろ?です。

だってちゃんと話し合って、交代で持って行くって決めての呼び出しだからね。それに私は忘れずに持って行ってたから、だとすると他に思い当たるのはあれしかないよね。

 

まぁ予想通り

 

先「Aさんが日誌を持ってきません。どういうことですか?」

 

それは知らん。私も聞きたい。

 

A「・・・」

 

まただよ。で、終わったあとめっちゃしゃべるんだろ?逆だよ!

 

先「ゆめこあらさん、どうですか。」

 

なんで私?私はAじゃないからわかりましぇーん

 

私「・・・どうって?何がですか?」

 

先「きちんと話し合ってるんですか?今日はどっちが持って行くとか」

 

これ以上何を話し合えと?

 

私「あぁ、確認はしてますよ。」

 

先「困りましたねぇ・・・」

 

私も困ってます。呼び出すのAだけでよくない?私関係なくない?これに関しては連帯責任とかなくない?

 

それから私はAが当番の日にはこれでもかってくらい確認した。

 

次忘れたらもうダメな気がした。

 

放課後も持って行く直前まで、何なら「私もついて行こうか?」とも言った。

 

でもAは自信満々に「大丈夫!」と言った。

 

 

 

そして次の日、三度目の呼び出しをくらった・・・

 

もう笑うしかないよね

 

だって あんなに言って、 あんな自信満々の大丈夫!のあとのこれだもん。そんなんもう無理じゃん。わざととしか考えられないよ。

 

先「・・・んーー・・・・・・」

 

そりゃそうなるわ。私が先生でもかける言葉ないわ。

 

先「Aさんはあれですか?何か理由があるんですか?職員室に来たくないとか持ってきたくない理由が」

 

え、何かあるのかな?ドキドキ

 

A「・・・いえ、忘れました」

 

ないんかーい、いやまぁそうだよね・・・ってかしゃべった!!

 

先「何も理由はないんですか?」

 

わかる。理由欲しいよね。理由ないほうが怖いよね。

 

A「・・・はい、普通に忘れました」

 

いや、もう普通じゃないからね?何回注意されても忘れるってのは普通じゃないからね? 

 

先「じゃあゆめこあらさん、お願いしていいですか?」

 

え、平等じゃないんじゃなかったっけ?

 

私「あ、はい」

 

てなわけで結局私が毎週日誌を持って行くことになり呼び出されることもなくなった。

 

結局Aが日誌を持って行かない理由は謎のまま、(理由なんてないのかもしれないけど
)私の記憶に残っている。